リスナーからのコメントでメンタルやられたら【ミクチャ】
ライバー向け

リスナーからのコメントでメンタルやられたら【ミクチャ】

8月 14, 2025

配信という活動は「楽しい姿を見せること」をしながら、裏側では常にリスナーさんの言葉を受け止め続けなければいけない活動なので、感情の消耗が想像以上に大きいものです。

リスナーの言うことは正しいのか?

リスナーさんの意見を全部聞く必要はないですし、むしろ聴きすぎると活動を続けられなくなります。

配信はあくまで「本人のための活動」なので、やり方やスタイルを決める権利は本人にあります。

とはいえリスナーさんの意見を無視することで応援してくれる人が減るのは怖いかもしれません。

それでも「応援はありがたいけど、生活や心を壊すような意見は聞かない」と言う線引きをしておくことが大事です。

私が枠主に言わないようにしていること

誹謗中傷は当たり前に言ってはいけないとして、私には枠主に言わないようにしている言葉がいくつかあります。

今から紹介する言葉は皆さんからしたら「普通に言うでしょ?」となる言葉かもしれません。

しかしリスナーさんの何気ない発言で意外とライバーさんはストレスになっていたりします。

皆さんに強制するつもりはありませんが参考にはしてもらえるとありがたいです。

「勝ちたいなら俺の意見を聞け」

私はアドバイスはしても強制しないようにしています。

実際には枠主の行動を縛るための脅し文句でしかないからです。

というか私の意見を聞いて勝てるなら苦労しません。

「〇〇はこうしてた」

こちらもアドバイスの1つではありますが、他のライバーと比較されると罪悪感を覚える人がいるので言わないようにしています。

そもそも配信は枠主の世界観と性格スタイルで作るものなので、こちらが口出しできる範囲ではありません。

「〇〇の枠に行けor行くな」

外から見ていると「〇〇と仲良くなったらいいのに」とか「〇〇は悪い噂あるから距離置いた方がいいのに」と思うことがあります。

しかしそれを言うことで逆に枠主にとって人脈や応援の輪が広がりづらくなる可能性があります。

なので誰とも絡むかは本人に任せてます。

「明日も配信やる?」

配信時間に関することは言わないようにしています。

枠主にも生活スタイルがありますし、そのときの環境によって生活スタイルが変わることもあります。

こちらが配信時間に口を出すことで、枠主の健康や生活の破壊に繋がっては元も子もありません。

「配信時間は生活と体調に合わせて決める」と本人にバランスを取らせるべきです。

「今コインがない」

投げれないことをわざわざ言ったところで枠主も「全然いいよ!」と言うしかないです。

こちらの罪悪感を減らすために枠主に気を遣わせるのはナンセンスなので私は言いません。

「眠い」

こっちがその気が無くても、「自分の配信がつまらない」と言われた気分になる人がいます。

気を遣うタイプの人だと「眠いのに来てくれてありがとう」なんてことを言わせてしまいます。

あと長時間の耐久配信のときに「眠い」と言うと、シンプルに枠主のテンションを下げてしまったり、「無理矢理付き合わせてる」と罪悪感を与えることにもなります。

こちらの様子は枠主には見えないので、あくびでもしながら見ておけば良いのです。

わざわざ言う必要はありません。

「◯位に上がったor下がった」

見ればわかります。

上になる分はまだしも下に落ちたことなんて言っても誰も得しません。

リスナーさんも順位が気になるところですが私は言わないようにしています。

「今日は顔出しじゃないんだ」

見ればわかります。

たしかにラジオより顔出しの方が良いのは私も理解していますが、私としては配信をつけたことを評価したいので言わないようにしています。

おもんないボケ全般

配信の性質上、読み上げた枠主がスベッたような空気になってしまいます。

おもんないボケを言って枠主に回収だけさせるのは良くないです。

もしリスナーに嫌なことを言われたら?

理想はその場で直接言うことです。

「今のコメントは嫌な気分になったから次からは言わないで」と真面目なトーンで言いましょう。

それでも改善されない場合はコメントを無視しましょう。

ある程度やっていたら信頼できるリスナーさんがいるかと思いますので、その人たちに守ってもらうのも手です。

とは言いながらも基本的には「マジになったら終わり」だと思っておいてください。

ライブ配信はエンターテイメントです。

1個1個のコメントを真正面から真剣に受け止めていたらキリがありません。

嫌なコメントの99%が本気では言ってませんので、お笑いとして消化させる努力をしてください。

それが無理だったら先ほど言ったように「ノー」と伝えて、しっかりラインを引きましょう。

人前に立つ仕事とはそういうものです。