マネージャーの選び方【ミクチャ】
ライバー向け

マネージャーの選び方【ミクチャ】

7月 28, 2025

相手の顔が見えない以上、普通のライバーさんにとって、マネージャーを選ぶ判断材料は課金額くらいしかないのではないかと思います。

ミクチャのマネージャーとは?

ミクチャにおけるマネージャーとは簡単に言うと「その枠の代表リスナー」みたいなもんです。

いわゆる芸能事務所や養成所にいるマネージャーと呼び方は同じですが違うものです。

ミクチャは誰でも配信できるプラットフォームですが、マネージャーを登録できるのはライバー事務所に所属する公認ライバーのみです。

公認ライバーはミクチャレベル10からマネージャーの登録が可能になります。

レベル1〜9登録不可
レベル10〜242人まで登録可
レベル25〜293人まで登録可
レベル30〜344人まで登録可
レベル35〜5人まで登録可

マネージャーに選ばれたリスナーさんは、コメント削除機能と代理ブロック機能が解放されます。

枠主に変わって不適切なコメントを削除したり、迷惑な人をブロックする役割になります。

ちなみにマネージャーが実行した代理ブロックは枠主のみブロック解除できますが、コメント削除は元に戻せませんので注意が必要です。

マネージャーの選び方

基本的にマネージャーを選ぶためのルールは存在しませんので、ライバーさん自身で好きに選ぶだけです。

「どういう人がマネージャーに適しているか?」という問いについては私もよくわかりません。

とはいえ学校や会社と同じように人間同士の関わりにおいて最低限の人間性があった方が良いことは間違いないでしょう。

例えば以下のようなものです。

  • 常連である
  • 会話の空気が読める
  • 枠主の配信スタイルやキャラを尊重できる
  • 誰に対しても公平な対応ができる
  • 他枠で悪目立ちしない

あとは相性みたいなものも含めて選んでもらえれば、基本的には誰を選んでも正解なことが多いです。

ちなみに自分からマネージャーを志願してくる人は避けた方がいいです。

以下でも説明していますので良ければ目を通してみてください。

重課金者をマネージャーに選ぶか

「マネージャーになったら課金すべき」
「ポイラン上位からマネージャーを選ぶべき」

よく言われる問題です。

そもそもマネージャーバッジの機能的な価値は「荒らし対処の手伝い」くらいでしかありません。

他のリスナーさんと比較をする参考材料が投げ額くらいなので、このような議論が出てしまいます。

私個人の意見としては「ポイラン上位からマネージャーを選ぶ」ことは良い選び方だと思います。

無理に「人柄」だけで選ぼうとしても、賞レースは綺麗事だけではありませんし、「応援=投げ」というミクチャ文化を無視すると他のリスナーさんから不満が出る可能性があるからです。

「この人が1番自分を応援してくれているのでマネージャーをお願いしました」というスタンスはシンプルで筋が通っています。

さらにたくさん投げている人がマネージャーをすることで、課金行動のロールモデルになる場合もあります。

  • 他のリスナーが「追いつきたい」と思いやすくなる
  • 全く投げなかった人が少しくらい投げようと言う気になる
  • 推し活の空気がより強くなる
  • 「ここの枠は応援されてる」という印象を持ってもらえる

一方であまり投げていないマネージャーが他のリスナーを煽ったりすると、説得力がなく逆効果になる可能性があります。

投げないのに影響力だけ持ってしまい他人に指図するようになるくらいであれば、シンプルにたくさん投げている人をマネージャーにする方がマシなわけです。

ただし唯一の基準にしてはいけない

課金という行動が「本気で応援している」という意思表示であることは間違いありません。

一方でたくさん投げている人にマネージャーという特別な権利を渡してしまったことでトラブルになった枠をいくつか知っています。

どれだけ投げてくれていても「枠主に命令する」「他の人とトラブルが多い」「枠主に依存的で空気が重い」ような人はマネージャーに適していません。

そんな考え方をするのがベストです。

つまり何ごともバランスが大事なのです。

①配信をずっと見てくれていて
②他リスナーとも関係が良く
③空気を読んでコメントできる
+④継続的に投げてくれている

といった感じで、複数の視点で見て総合的に判断するのが良いです。

ちなみに「そういうお前はどうなんだ?」という声が聞こえてきそうですが、私はマネージャーとして向いていないと思います。

今の枠でマネージャーになった時点で、私は常連って感じでもなかったですしポイントも6,000円くらいしか投げてなかったはずです。

加えて私のコメントは絵文字をつけないドライな感じなので、枠主も最初の頃は私のことが怖かったそうです。

マネージャーを引き受けてからは自分なりに必死こいてやりましたし、とっつきやすい人に見られるように少しは話し方を工夫していきました。

「なんとか帳尻を合わせた」という具合でしょうか。

それでも枠主から「ゆるグラはMG経験があって、その時の話聞いてて、MGをやることの大変さとか、責任を感じてしんどい思いをしたことあったと思う。それなのにMGをお願いしたときに”任せて”って受け入れてくれてありとうね。」と言われたときは嬉しかったです。

はじめは未熟でも責任ある立場に置かれることで人は自然と自覚を持つようになり、その立場にふさわしい行動や考え方をすることもあります。

これが課金額を唯一の基準にしてはいけない理由です。